起業アイディアは難しく考えすぎない。シンプル+αがちょうど良い!

起業

起業時にオンリーワンを創り上げる必要はない

折角起業するなら失敗したくありません。そこで、起業の最初の段階で張り切って商品・サービスをオンリーワンのものにしようと張り切り勝ちな方も時々おられますが、スタート時点でそこまで創りこむ必要は一般的にはありません。

まず、複雑な商品やサービスは、顧客がその価値を理解するのが遅れるため、頑張ってもなかなか報われない、しんどい時期が長くなりがちです。

また、複雑なビジネスモデルが成功したとしても、そのビジネスモデルを独占できる保障はなく、簡単に競合相手にマネされては、それまでの努力が無駄になってしまいかねません。

成功事例に少し手を加えてみよう

起業で成功率をあげるには、既にできあがった成功事例を参考にするのが最も早く、成功確率も高いです。自分がやろうとする領域の成功事例を分析し、これをベースにするのがまず第一歩です。

ただし、完全なコピーはお勧めしません。成功者の物まねでは、既に市場で信用のあるその相手との差別化ができませんし、同様の物まねをする競合が増えてくるおそれもあるからです。

ここで、何か1点でも自分なりのオリジナリティーを付加してみることが有効です。自分なりにそのビジネスモデルを分析し、不便だなと思う点を改善したり、良いと思う別のものを付加することで、自分なりのオリジナリティーを付けた新サービスを生み出すことができます。

成功事例+αのその他のメリット

このように、他者の成功事例に少し手を加えるやり方は将来予測の面でも、メリットがあります。その分野でどのような紛争や裁判例があるか検討すれば、事業のリスクを早期に把握することができますし、事業計画作成や損益分析、税務対応の面でも、1から生み出したサービスであれば不確定要素が多いところ、成功事例+αの事業であれば、こうした不確定要素をかなり減らすことが可能となります。

新規事業のご相談は、弁護士×弁理士×公認会計士へ!

以上のように、新しく事業を起ち上げる際は、まずは成功事例をベースに、そこに自分なりの工夫を少し加えてみることで始めてみるべきです。その後、模倣による法的リスクがどの程度あるのか、事業計画作成、損益分岐把握、税務処理等、ハードルは色々ありますが、当研究所では、弁護士兼弁理士兼公認会計士が、こうした点をワンストップでリーズナブルに対応しております。

下記よりお気軽にご相談ください。

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